”難しい…”という言葉

”難しいですね”という言葉がお客様の口から出たら
インストラクターの皆さんはどう感じ、どのようなアクション、言葉がけをお客様にしますか?

難しいという言葉は、あまりというかほとんど私は使ったことがないです。

セッションで、ピラティスの時にお客様にこの言葉を出させてしまった時点で、私は深く一人反省会してます。

”難しい”という言葉は、その人の本来の気持ちの代替え言葉だと気づきましょう

難しいという言葉はとても便利です。
・やりたくない
・断ります
・できません
・理解したくありません
・嫌です
などの言葉の置き換えだとも理解できます

もちろん、お客様にそこまでの気持ちの気づきは毛頭ありませんが、
”難しいBOX” というのが人にはあって、難しいと感じた時点で、難しいBoxに入れてしまいます。
難しいBoxに入れてしまったものは、忍耐強く取り組む、紐解く、理解する、身につけるということをすることから遠ざかります。

お客様のわからない、できないを理解することがピラティスインストラクターの使命

私たちインストラクターの使命、役割とは
現場に立つ第一線の一番のことはなんでしょうか。

お客様のわからない、できないを理解することだと考えます。
そのために、経験を積み続ける、知識を深め続けるのみです。

WSは、あくまでも人から与えられた情報です。
WSに頼ってはいけません。ダメだとは申しません。
私も参加します。ですが、目的をしっかりと明確にして参加することが大切です。
自分で紐解く情報、自らの経験ほど尊い力となります。

自分の成長の質問・疑問はお客様が持ってきてくれます。
答えも、お客様が持っています。

未熟だから、非力だからと自分のレッスンを持つことに臆病にならないでください。どんな凄い達者の人でも、初めての日があるのです。